送電工事

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送電工事

都市と地域を結ぶ、電力のネットワークを築く

電力は、発電所から変電所を経て、送電線によって地域へと届けられます。
白鷺電気工業は、発変電所工事に加え、電気を運ぶ大動脈の役割を担う送電設備の構築・保守においても数多くの実績を積み重ねてきました。厳しい地形や気象条件に対応する高度な施工力と、安全を最優先にした現場運営により、多方面から信頼をお寄せいただいています。調査・測量・設計から施工・点検まで一貫して業務を担い、電力の安定供給を足元から支え続けています。

主な業務内容

送電線新設工事

山間部から都市部まで、電力を安全かつ確実に届けるための送電線路の新設工事を行います。
地形や気象など厳しい環境条件の中でも、最適な施工手法を選定し、高所作業や大型重機を伴う工程を高い安全基準のもとで遂行しています。

点検・修繕工事

老朽化や災害などにより損傷・劣化した送電設備の修繕工事を行い、部分的な交換から大規模な改修まであらゆる状況に対応しています。
特に、送電線系統の稼働を一部停止させて行う作業においては、確実な工程管理と危険予知に基づく高度な現場対応力が求められ、白鷺電気工業の長年の経験と技術が発揮される領域です。

調査・測量業務

送電線路の設計・施工に先立ち、ルートの選定、鉄塔位置の確認、用地確保、環境条件の把握などを目的とした調査・測量業務を実施しています。
地形や道路・河川との交差物、近接する構造物など、送電線路の設計に必要な要素を正確に計測・記録し、工事に必要な基礎データを分析します。

送電線保守業務

送電設備の安定運用を支えるため、定期的な巡視や保守作業を行います。送電線直下での巡視作業において、重機作業の安全確認やカラスの営巣状況、樹木やタケノコの接近などを点検し対応します。また、鉄塔敷地内や巡視路の除草作業、送電線に接近する樹木の伐採も行い、安全な送電環境の維持に努めています。