職場環境改善への取り組み

Sustainability

職場環境改善への取り組み

幸福度No.1企業へ
いきいきと輝き、安心して働ける環境づくり

社員一人ひとりの心と身体の健康づくりや、安心して活き活きと働ける環境づくりの取り組みなどが評価され、熊本県の「ブライト企業」認定制度が発足した2016年にいち早く認定企業となりました。

 

2018年に完成した本社ビルは、熊本地震の経験を活かし、災害に強いだけではなく、有事には復旧本部としての役割を果たすことができ、災害時の緊急対応を担う社員が安心して任務に当たれるよう、社員の家族の避難にも配慮された設計になっています。


またこの本社ビルには、女性が活躍できる快適な環境、縛りのない自由な発想が生まれるフリーアドレス制やスタンディングデスクが導入され、ブレイクタイムのためのカフェコーナー、地中熱を利用した空調・湿度の最適化など、多角的な視点から社員の能力と健康が守られる環境を整えられています。

社屋の紹介

2018年に竣工した社屋は安心して快適に働ける環境と、地球環境への負荷を軽減させ、災害時は社員のみならず社員の家族まで収容できる機能を持たせました。ここでは、本社の設備の一部をご紹介いたします。

エントランス

お客様を迎えるエントランスは、気持ちよく本社ビルに入っていただけるように、緑のアプローチを設けました。
また、高さ42mの鉄塔を設置し、鉄塔作業の研修もできるようにしています。

1F

エントランスホール

受付ロビーはガラス張りで、エントランスの緑と明るい光を取り込み、待合室としても商談の場としても快適にご利用いただける空間です。

2F

大会議室

50人収容できる大会議室です。隣の打ち合わせ室との可動式パーテーションを外すことができるため、収容人数を70人まで拡大することができます。お昼休みには、従業員のランチスペースとしても利用されています。

中会議室

最新のテレビ会議システムと電子黒板を設置した中会議室。
八代支社、福岡支社、京都支社をテレビ会議で繋ぎ、情報を共有しながら会議を進めます。

3F

執務室

3階の執務室は一部をフリーアドレス化したオープンスペース。
エンジニアリング部門とコーポレート部門が垣根を越えて混じり合いながら働いています。固定席を設けず自由に席を移動できる仕組みがコミュニケーションを生み出し、書類や私物は個人用ロッカーに収納することで、机の上はいつもすっきりと保たれています。

カフェスペース

休憩中の雑談の中で、斬新なアイデアが生まれるなど新たなコミュニケーションが増え、小さなスペースが様々な効果をもたらしています。

会議室

ガラスで仕切られた執務室内の会議室は、静かな環境で集中して会議や打ち合わせを行うときに使用します。

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)への取り組み

地球環境のための一歩

本社ビルは、高性能な省エネ設備と太陽光エネルギーの積極的な活用、オフィスビルでは日本初の直流配電+直流給電照明などの最新のシステムを導入しました。省エネと創エネで基準一次エネルギー消費量から75%削減を達成し、年間エネルギー収支をプラスマイナスゼロに近づけた建築物に与えられる「NearlyZEB」に認定されました。

地中熱利用換気システム(GEOパワーシステム)

本社ビルは地中熱利用換気システムを採用しています。
地中7.5m付近の熱を空調に利用し、夏に涼しく、冬に暖かい環境を実現。適切な温度と湿度管理により、年中快適な空間を提供しています。さらに花粉などの粉塵を除去する機能により、花粉症に悩むことなくクリーンで爽やかな環境で働くことができます。

※地中熱利用換気システムの詳しい資料はこちら

スマート直流配電ネットワークシステム

オフィスビルでは日本で初めて直流380Vで直接給電するスマート直流配電ネットワークシステムを導入しました。
太陽光などの再生可能エネルギーの変換ロスを少なくするために白鷺電気工業はスマート直流配電ネットワークシステムをいち早く導入。ZEB化に貢献する取り組みの一つです。

直流電源対応LED照明

社屋には直流電源対応LED照明を導入し、わずかな給電で明るく長時間の点灯が可能です。スマート直流配電ネットワークシステム、太陽光発電、電気自動車用パワーコンディションナ(V2H)を組み合わせ、省エネ・創エネ・蓄エネを行っています。

Low-E複層ガラスと高断熱壁

ビル内の消費電力を抑えるため、ビルの躯体を高断熱材で覆いさらに日射遮蔽を設置して外熱を遮断します。窓にはLow-E金属膜をコーティングした複層ガラス「Low-E複層ガラス」を採用して太陽熱の侵入を防ぎ、夏は涼しく、冬は暖房熱を外へ逃がしません。冷暖房効率をアップして大幅に節電します。
※Low-E:Low Emissivity(ロー・エミシビティー)の略。「低放射」という意味

太陽熱利用給湯

太陽光熱利用給油システムを導入して、シャワー室などいつでも熱いお湯が利用できます。節電やCO₂削減にも貢献しています。

電気自動車用パワーコンディショナ(V2H)

蓄電池を搭載した電気自動車やプラグインハイブリッド車を、住宅用の蓄電池としても活用するための設備です。
通常時だけでなく停電時も自動車が接続されていれば太陽光発電を利用して自動車内の蓄電池に充電したり、自動車内の蓄電池の電気を放電して、V2Hに直接接続されている特定負荷の電気機器が使用できます。

電力・通信インフラ復旧の本部として、災害時に強い施設を

熊本地震の際は「非常時災害対策本部」を独自に設置して、電力・通信インフラの災害復旧拠点の一つとして役割を果たしました。
その経験を踏まえ新本社ビルではさらに災害に強いビルを目指し、建物に座屈拘束ブレース(耐震材)を導入して耐震性を高めて、最高ランクの耐震等級3に相当。非常用発電機や非常食、災害用簡易ベッド等を常備して災害に備え、従業員はもとよりその家族の避難所ともなるビルです。